ウクライナ国境に近いポーランド南東部でレジオネラ症による死者数が16人に増加

Jan 15, 2024

ワルシャワ（ポーランド）－ポーランドのレジオネラ症による死者数は16人に増加し、ウクライナとの国境に近い南東部地域でもさらに140人が感染したと保健当局が水曜日に発表した。

国境から約80キロメートル（50マイル）離れたジェシェフ地域は、昨年のロシアの全面侵攻後のウクライナへの国際軍事支援の重要な中継拠点となっている。 この地域には約1万人の米軍が駐留している。

当局によると、この病気による死亡者の中には、がんなど他の健康上の問題を抱えていた高齢者も含まれていたという。

臨床検査により、市内の水道管システムにレジオネラ菌が存在することが確認されました。 当局は依然として感染源を調べており、その数はこの地域では前例のないものだった。 内部安全保障局も悪意のある行為の兆候がないかチェックしていた。

専門家らは、最近の熱波の際の高温で細菌が蔓延した可能性があり、めったに使用されていない配管から発生した可能性があると述べている。

週末にかけて、消毒のためにジェシェフの水道システムに塩素が適用された。

レジオネラ症は、感染した水の飛沫を吸い込むことによって起こる肺感染症です。 飲料水を介して広がることはありません。

通常、ホテル、病院、オフィスなど、頻繁に使用されないエアコンシステムや蛇口、シャワーなどの水道にバクテリアが侵入した場所で感染します。 細菌は摂氏 20 ～ 50 度 (華氏 68 ～ 122 度) の温度で増殖します。 この病気は抗生物質で治療されます。